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巨人の新外国人候補グレゴリー・ポランコ(Gregory Polanco)とはどんな選手なのか

 

先日、読売ジャイアンツのinstgramをフォローしたことが発覚し来季読売ジャイアンツ

に入団するのではないかと大注目されているグレゴリー・ポランコ選手がどのような選

手なのかについて今回はご紹介していきたいと思います!

 

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基本情報        

所属球団  ビックバーグパイレーツ(2014~2021)

ポジション 外野(主にライト)

投打    左投げ左打ち

生年月日  1991年9月14日(30歳)

身長    193㎝

体重    99.8kg

 

キャリアハイ

2016年の成績

打率258 本塁打22本 長打率463 ops786 k%20.3  bb9.0

2018年 

打率254 本塁打23本 長打率499   ops839    k%21.9  bb11.4

 

何と言ってもMLB通算98本塁打放っている長打力は非常に魅力的です。

三振数は多めで四球は並み程度、打率はキャリアハイで258と完全な長距離バッターです。

 

ここ二年の成績

 

2020年の成績

打率153 本塁打7本  長打率325 ops539   k%37.4  bb7.5

2021年の成績

打率208 本塁打11本 長打率354 ops637    k%27.2  bb9.4

 

近年は全体の成績低下が著しく魅力の長打率にも限りが見えてきています

そして何より三振率が倍近く高くなっているのは少し不安要素といえるでしょう。

 

左投手に対して課題が

今シーズン

右投手成績

打率222 本塁打11   長打率412 k%24.6  bb10.1

左投手成績

打率172 本塁打0  長打率204 k%34.0  bb7.5

 

通算成績

右投手成績

打率252 長打率433 ops754  k%19.9

左投手成績

打率208 長打率329 ops603  k%27.0

 

魅力の長打力も左投手に対すると明らかに低下しており

今シーズンに関しては本塁打が0と極端な苦手意識がありそうです。

 

バレル率は変わらず高い数字を記録

 2018年 9.0%

 2019年 9.5%

 2020年   12.5%

 2021年 9.6%

ポランコは2018以前まではバレル率が5を超えることすらなかったのですが

打撃改革が成功したのか2018から今シーズンまでは高水準なデータとなっています。

 

球種別成績

 

●ストレート通算成績

打率235 長打率382 ops686   k% 20.6   bb% 8.8 

ボールスイング率 20.1% ゾーンスイング率 68.4%

 

●スライダー通算成績

打率192 長打率345 ops589   k% 31.9   bb% 6.3

ボールスイング率 33.7% ゾーンスイング率 66.8%

 

●チェンジアップ通算成績

打率242 長打率476 ops774  k%17.4   bb% 7.0

ボールスイング率38.2% ゾーンスイング率75.6%

 

●カーブ通算成績

打率215 長打率391 ops649   k%30.5 bb%5.7

ボールスイング率30.0% ゾーンスイング率51.9%

 

ストレートに関してはまずまずの選球眼で高めの釣り玉にくるくる

手が出てしまうタイプではなさそうです。

変化球はチェンジアップを得意としていますが

ほかの変化球の対応というところが今後の課題となっていくでしょうか

(しかし選球眼だけで見るとボーアやスモークよりはどれも高いデータが出ています)

 

プルヒッター

 

●引っ張り成績

打率327 本塁打8 長打率636 ops 964

●センター返し成績

打率267 本塁打2   長打率360 ops610

●流しうち成績

打率298 本塁打長打率468 ops748

 

ヒットは満遍なく出ているが

ホームランの大半が引っ張り方向の完全なプルヒッターです。

 

まとめ

MLB通算98本塁打の長距離砲

②左投手は大の苦手

③バレル率は素晴らしい

④変化球対応はまずまず

⑤完全なプルヒッター

 

今回は巨人新外国人候補グレゴリーボランコ選手の

打撃力について分析していきました。

 

メジャーの実績もあり高いバレル率は日本で活躍するだけのポテンシャルを十分秘めた選手だといえると思います。

ただ左投手への対応をどうしていくかが活躍のカギだと思います。